古着の仕入れを経験してみて、人の気持ちを知ろうとすることの大切さを学んだ

先月末に引き続き、今回も古着の仕入れへ行ってきました。

これまでは一般のお客さんへの販売と卸をひとつの店舗で平行して行っているお店へ行っていたのですが、今回はいよいよ本格的な卸業者さんにもアポを取ってみたり。

 

案外、古着の卸業者さんや倉庫って自分の身近な場所にもあったりすることに、ネットで調べてみて驚きました。

色々な業者さんにメールをしてみましたが、店舗を持たずネット限定で販売をしているぼくには売ってくれないところや、返事が返ってこないケースも多々あって。

 

その中でも親切に対応して頂けた業者さんにお願いして、買い付けをさせて頂きました。

都内の倉庫や業者さんにはなかなか相手にしてもらえず、結果的に一時的に実家へ戻り、車を運転して業者さんをハシゴの旅をしている最中です。

今度、メールで返事のなかった業者さんには電話でも積極的に連絡を入れてみようかな、なんて思っています。

 

ふと、ブログだけじゃなくて他にも面白いことがしたいと思い立って始めたのが古着の販売。

前々から持っていたBASEのネット通販サイト「iwatashop」を改変して、今は海外古着を販売しています。

 

ファッションに、大好きな洋服に関わるにつれてぼくが本当にやりたいこと、実現したいことは何なのか。

それは実際に古着の仕入れや販売といった動きを経験しながら考えていこうと思っています。

 

なぜなら、そうやって実際に手や足を動かして得た知識や、行動自体に無駄なことはひとつもないから。

仮にやってみて、「これはあまり面白くなかったな」と思ったとしても、そう思えたことが既に収穫です。

 

無駄な出費なんてないと考えて、投資することやリターンを得る為にはリスクを取ることも必要だということも学んでいきたい。

そう思っている中、実際に古着を仕入れてみながら既にたくさんの学びがありました。

 

いざ古着を販売するとなったとき、ぼくが学んだことや感じたこと。

それらをここに記事という形で残してみたいと思います。

 

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「自分の好き=誰かにとっての好き」じゃない

まず最初にハッとしたのは、自分の好きなもの=他の人にも喜んでもらえるもの、では必ずしもないということ。

例えばぼくは古着なら総柄の派手な柄シャツが大好きです。

 

ブランド服で派手な柄をしたものを買うとなれば、定価も高いだけあって買うのに勇気が必要ですし、そういったアイテムは必ずしも長く着ていて飽きないとは言えません。

それならブランド服よりも手の届きやすい価格帯で買える古着の柄シャツの方が、何倍も手を出しやすいし使いやすいというのが今のぼくの意見。

 

しかし、ぼくが心の底から大好きな雰囲気をした柄シャツをただ仕入れても、それがそのままお店を覗いてくれた人にとって魅力的に映るとは限らない。

特にぼくが好きなものは、一般的によく見るカジュアルな古着や柄モノよりも個性が強めのものばかり。

 

実際に服を売る立場になって仕入れのことを考えるならば、自分が好きな洋服と人に着てもらえそうな洋服の重なった部分を考えなければならない。

これはブログを書くにしても、ブロガーという仕事にしても全く同じことだな、とハッとしました。

 

学生の頃に始めたもうひとつのブログでは、そのバランスを考えながら記事を書いていました。

だからこそアクセス数も多くあったことは事実です。

 

しかし今のぼくは、「それじゃあ本当に純度の高い好きなものに触れられない」と思って「いわたの偏愛コレクション」を立ち上げていて。

妥協する、という言葉とはまた違いますが、自分の書ける記事と需要のある記事の、重なった部分について書いていく必要は絶対にあるんだな、と思っています。

 

これは古着販売にしても、ブログにしても同じ。

何もこれだけに限らず、人を相手にすること全てに対して共通して言えることですよね。

 

古着の海外仕入れは大変だろうけれど、確かに魅力的

実際に古着の卸業者さんの倉庫へお邪魔する機会が増えて、国内で専門の業者さんから仕入れて販売を行うだけでも十分にお店をやっていけるということも知りました。

それと同時に、自ら海外まで古着を仕入れに行って販売を行う方がたくさんいる理由も何となく理解できた気もして。

 

国内でも専門の卸業者さんから仕入れる場合はデザインと原価だけを気にすればいいですが、一般販売も行っている業者さんから仕入れるとなれば話は別。

そういったお店では古着を選別せずにコンテナ単位で入荷したものを並べていたりもするので、ちょいちょい日本語の品質表記が入った古着もあって。

 

いくらデザインが良くても、日本に住む人間としては日本語が入ったタグにはどこか魅力を感じないというか。

逆に言えば、海外へ買い付けに行けば日本で言う「ライ○オン」のようなブランドの服にも「海外古着」という付加価値とブランド力が増して見えるという。

 

個人的には普段からデザインと、作りが少し良ければブランドはそこまで気にせずに服を着ることが多いぼく。

それでも、日本語の入った品質表記タグの入った古着じゃ売れない現状を見ると、改めて日本人は「ブランド」という付加価値が大好きなんだな、と感じました。

 

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人の気持ちを知ろうとすることが何より大事

長くなりましたが、これらの現状を踏まえて今のぼくがやるべき具体的なことを考えてみると、それは既に見えていて。

そのひとつとしては、個人としての発信力をより伸ばしていくこと。

 

今の世の中では発信力や影響力がある人にはそれだけで経済を動かす力がありますよね。

極端な話、YouTubeのチャンネル登録者数が100万人いる人が作った服なら、品質がそこまで良くないにしても、あまり格好良くなかったとしても売れてしまうくらいの力がある。

 

先ほど「自分の好き=誰かにとっての好き」じゃないと書きましたが、影響力というのはそういった前提すら吹き飛ばすほどの強力な力があります。

 

それは「この人がいいと言ったから」という力が働いているからこそだと思います。

ぼくは決して自分がいいと思っていないものを提案しようとは思っていませんが、発信力があることで古着の販売をするにしても、断然やりやすくなることは確か。

 

ブログをアクセス数を増やせるように記事を書いたり、YouTubeに動画を公開したり、SNSに力を入れたり、なんてことを抜きには語れません。

どうしたら読んでもらえるか、見てもらえるか、フォローしてもらえるのかを考えながら、じっくり動いていきたいところです。

 

あとは単純に、ぼく自身が古着屋さんやセレクトショップで働かせてもらう、という経験はしておいた方がいいのかな、とも改めて思っています。

というのも、まとめて言ってしまえば、ここで書いてきたことは全て「人の気持ちを考え、理解するため」にすべきことだから。

 

少しでもそこへ近付くには、単純に自分が実際に誰かを接客してみる経験というのも、とても大事だと思っています。

ブログ以外にも何か面白いことをやってみたいと思ったら、こうやって新しく挑戦してみるべきことがたくさん出てきました。

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いわた

いわた

洋服の経年変化を愛でるファッションブロガー。自分で着たい服を作ることも。 個人ブログ「いわタワー」も運営しています。

【4月28日(日)】映画「The True Cost」上映会を開催します



2019年4月28日(日)に新宿にて映画「The True Cost」の上映会を開催します。

ファストファッション人気の裏で低賃金、重労働に苦しむ人々がいる事実を写したドキュメンタリー。

洋服が好きな人のみならず、全ての洋服を着る人々に見て欲しい作品なので、上映会を開催することにしました。

ファッションとは何か、なぜ人は服を着るのかを今一度考える機会に必ずなってくれます。