ヴィンテージへの敬意を強く感じる、アーバンリサーチのパーカーが素晴らしい

最近はもう、専らヘビーウェイトスウェットの虜。

自分で作ったスウェットもそう、昨日記事にしたリバースウィーブもそう。ニットはある程度持っているので、今年はパーカーやスウェットに興味があって。

今までなかなか納得のいくクオリティーを持ったそれらに出会うことがなかったから、ニットばかり着ていたのだと思います。

 

それが古着を好きになって、リバースウィーブに興味を持って、ヘビーウェイトのスウェットやパーカーを好きになって。

間違いなく、去年古着に手を出し始めたところから流れてきているであろう、ヘビーウェイトへの熱。

 

久々にセレクトショップオリジナルの服を買いました。

きっとヴィンテージへの敬意を示しながら作ったであろう、1着の素敵なパーカーを。

 

スポンサーリンク

URBAN RESEARCH DOORSのベーシックなジップパーカー

URBAN RESEARCH DOORSの、至ってベーシックなジップパーカー。

とはいえ店舗に足を運んだ訳ではなくて、高円寺のドンドンダウンにて2,000円ほどで購入したものです。定価なら10,000円ちょっとなはず。

 

柏に住んでいた身からすると、大手のセレクトショップにはいい服がないと思っている部分があるんですよね。

というのも、いくら大手でも東京以外の店舗では自社ブランドの洋服以外は取り扱っていないことが結構あって。

洋服に興味のある人が少ないであろう分、定価の高い服を置いたところで売れないのでしょうか。

UNITED ARROWSにはUNITED ARROWSの服ばかり。SHIPSにはSHIPSの服ばかりが置いている状況。

 

ところが、東京の店舗はちゃんと”セレクトショップ”としてお店が存在しているんですよね。

六本木のUNITED ARROWSへ行けば、SAINT LAURENTやUNUSEDの服が売っていて。渋谷のSHIPSにはVOTE MAKE NEW CLOTHESの服が売っていて。

千葉と東京では、まるで違うお店のような品揃え。

それを踏まえた上で、東京に引っ越してきたぼくは改めてセレクトショップへ足を運ぶことは、今の流行や人気ブランドを知るためのいい勉強になりそうです。

 

話を戻して、今回ぼくが購入したのはURBAN RESEARCH DOORSのジップパーカー。

2,000円という安さですが、購入に至るまで異様なまでに悩みました。最近のぼくは何だかハッキリしなくて、お店を出たり入ったりを3回くらい繰り返したと思います。

 

基本的には同じパーカーでも、プルオーバータイプを欲しているぼく。

コーディネートを組むにしてもレイヤードを考える必要がなく、パッと着るだけで上にアウターを着ればオッケー。その楽さに惹かれていました。

 

しかし、プルオーバーばかりでも、せっかく服を着込む秋冬の楽しみであるレイヤードとは無縁になってしまう。

加えて少し前から洋服単体はもちろん、コーディネートという、ファッションを全体で見ることにも関心があるぼく。

バランスのいいコーディネートを考える練習として、ジップパーカーを持っておいてもいいんじゃないか、と思いました。

 

コーディネート問題はもちろんですが、最終的にはその悩みを小さいものにも思わせるくらい、良質な生地感とディテールに惹かれたから購入に至りました。

 

ヴィンテージへの敬意を感じるディテールと肉厚な生地感

リバースウィーブをも思わせる肉厚な生地。ドライな生地感はヴィンテージへのリスペクトを感じます。

 

URBAN RESEARCHというセレクトショップ自体、店舗を置く場所にかなりこだわっている印象。

二子玉川や銀座をはじめとした、上品な大人の集う場所を中心に展開。

他の大手セレクトショップよりもターゲットの年齢層はやや高め、ラグジュアリー寄りのカジュアルファッションを提案しているイメージ。

 

別ラインのURBAN RESEARCH DOORSでは、ぼくが行ったことのある店舗には洋服以外にも生活雑貨まで幅広く置いていた記憶があります。

コンセプトは「心地よい暮らし」

それを実現できるようなアイテムのセレクト。ベーシックだけれど非常に室にこだわったパーカーを、それもジップアップを展開していることには、とても納得できます。

 

ぼくが購入したパーカーの場合、上品な雰囲気であることに間違いはないのですが、その表現方法が”ヴィンテージに敬意を示した作り”であることに、またグッと惹かれたんです。

 

例えばこういった、腕部分のザクっとした縫い合わせ方だったり。

 

墨黒でドライな質感のボディーに、白いテープを走らせている辺りがもう、ラグジュアリーさを感じさせる”綺麗な上品さ”とはかけ離れていたりして、もう最高。

銀色なのですが、光が当たると金色っぽく輝くエレメント。使い古したヴィンテージアイテムに付いているジップのような質感が、もう最高。

 

これ、絶対によくある”大人っぽく上品”もしくは”ラグジュアリーな上品さ”を表現する気、全然ないですよね。その路線に振り切っていることがもう、控えめに言っても格好いい。

 

おまけに採用しているのはUNIVERSALジップ。

今でこそ、少しこだわって作られたカジュアルブランドのアイテムにも採用されていますが、元々はアメリカでいちばん古いファスナーメーカー。

古着好きなら、これが採用された洋服には、ただそれだけで裏に潜む、その服の長い歴史に想いを馳せてワクワクを感じることでしょう。

ここにUNIVERSALではなくYKKジップが採用されていたのなら、ぼくはこのパーカーを絶対に買っていませんでした。

それくらい、ジップに何を採用するか、こだわるかという部分は、めちゃくちゃ大切。極端な話、同じ服でもそこへのこだわりを示すだけで売り上げは大きく変わるんじゃないかな。

よくあるYKKなら一気に全体が安っぽく見えてしまうし、ぼくも「ああ、この服を作るのに、そんなにこだわっていないんだな」「他はすごくいいのに勿体ないな」と思ってしまいます。

 

スポンサーリンク

大人っぽく上品に。根底に無骨さを据えて長く着たいパーカー

今日は久々に黒スキニーを穿く日にしようと思っていました。本当に突然で、久々のこと。ここ1~2年はほとんど穿いていなかったので、何だか新鮮。

墨黒色なこのパーカーを合わせて、足元もスリッポンで大人っぽく。インナーのTシャツが”FIRE”なのは、この後トリプルファイヤーのライブに行く予定があるからなのでした。

 

足元はスリッポンではなく、スニーカーでもいいかもしれません。ぼくなら手持ちのSUPERSTARを。

最近はカジュアルな格好をするにしても、どこかしらにドレス的な要素を入れてカジュアルに寄せすぎないようにするコーディネートがぼくのマイブーム。

使っているアイテムはそれぞれカジュアルでも、色味がほぼ黒いと、足元にはスニーカーを使っても上品な”大人カジュアル”に仕上がる。改めてこう考えると、黒スキニーってかなり優秀なんだな。

 

心に余裕を持ったダンディーな短髪の男が、サングラスをかけてオープンカーに乗りながら、スニーカーに黒スキニー、Vネックの白無地Tを着た上にさらっと羽織っていそうなパーカー。

ヴィンテージに敬意を示した作りでありながら、そんな絵がもうハッキリと頭に浮かぶくらいには、明確なコンセプトの元に作られたであろうことが伺えます。

ぼくはそんな男像とはかけ離れたところにいるし、目指しているところも違いますが、ラフな雰囲気を持って着れる大人になりたいな。

そんな理想を抱かせてくれる1着なのでした。メインでバンバン活躍する絵は見えませんが、それでも長く相棒としてぼくに付き合ってくれる。そう思えています。

The following two tabs change content below.
いわた

いわた

洋服の経年変化を愛でるファッションブロガー。自分で着たい服を作ることも。 個人ブログ「いわタワー」も運営しています。

YouTubeチャンネル「いわたの偏愛コレクション」