それぞれに唯一無二の個性。ぼくが愛用している”スタメンデニム”6本

気付いたら買ってしまっている、無意識ながらも好きなもの。

ぼくのそれは、どこか無骨な雰囲気を感じるアイテム、もしくはゆるい雰囲気の洋服たち。

 

アースカラーのアイテム。カーキ色のミリタリーシャツやアウター、ベージュのチノパンやニット。

少し派手な柄をしたシャツ、ニット。刺繍の入ったスカジャン、レザージャケット。ビッグシルエットのトップス、サルエルパンツ。

 

24年間生きてきて、自分の好みはざっくりと把握することができました。

その中でも特に、既に持っているのに似たような見た目のものを買い揃えてしまうなら、それは本当に無意識ながらも好きなものだと思っていて。

 

ぼくはどうやら、デニムが好きなみたいです。

他の人から見れば、どれも近い色。それでも、お店に並んでいるそれらはどれも違う見た目をしていて。

古着屋へ行けば、最初は同じ濃紺色だったであろうそれらの、違った表情を目にします。

ヒゲが深く刻まれているもの。ハチノスがバチバチに入っているもの。縦落ちが男らしくて格好いいもの。コントラストが弱く、全体的に青っぽくなっているもの。

 

そのどれもが、コーディネートに採用することを考えると違った役割を果たすことになります。

だから、色々な見た目をしたデニムをたくさん持っていて損はない。その微妙な違いが分かるようになってきてしまうと、もうキリがありません。

 

持っているデニムの数を数えると、厳選して持っているものだけでも10本程はあるはずで。

今日はその中でも、ぼくが日頃からよく穿いている”一軍デニム”だけをご紹介したいと思います。

 

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Dulcamara デニムオーバータックパンツ

比較的、最近購入したDulcamaraのデニムオーバータックパンツ。その名の通り、広く取られたタックが特徴的な1本です。

腰回りに生地をたっぷり使うことでボリュームを出し、裾へ向かって綺麗にテーパードすることでまとまりを持たせる。

穿いてみると、バルーンパンツのようなシルエットを魅せてくれます。

 

ゆるい雰囲気のコーディネートを組むときには、まず持ってこいのアイテム。

Tシャツと合わせてゆるゆるに穿くのはもちろん、シャツと合わせて上下でピシッとした雰囲気とゆるい雰囲気でギャップを作るのも面白いです。

 

Lee ヒッコリー風ストライプ織りデニム

古着でよく見かける、ストライプ柄のデニム。それも代表的なのはLevi’sのアイテムで、この手のLeeデニム、それもまだ色が残っているものは意外と珍しいんだとか。

よく古着屋さんで見かけるのは、もう少し色が落ちて男らしい雰囲気のものが多いですよね。

 

かなりしっかりした厚手の生地に、なかなか詰まっていそうなオンス。

まだまだ綺麗な状態を楽しむのもいいですが、これから穿き込んでいくにつれての色落ちも楽しみな1本です。

個人的にも、もう少し色を落として無骨な雰囲気に仕上げていきたいところ。

 

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iroquois FOREST JQデニム

ここからはぼくが大好きなブランド、iroquoisのデニムを3本連続で。

iroquoisが得意とする”ジャガード織り”でデニム生地にブランドの世界観を閉じ込めた斬新な、そして人気のシリーズよりFOREST JQ デニム。

シルエットはサルエルテーパード。やや伸縮性のある生地のお陰で、股上が深くても歩くときにストレスを感じることはほとんどありません。

 

その名の通り、ジャガード織りで表現しているのは森林。

枝の先にはアルファベットも刻まれています。この辺り、本当に芸が細かい。

 

iroquois セビリアタイルJQデニム

そのジャガード織りを、全体に施したド派手な1本が、同じくiroquoisのセビリアJQデニム。

スペインが誇るタイル文化のその柄を、ライトオンスのデニムに落とし込んだ芸術品。

こちらはがっつり、裾までストンと落ちるストレートシルエット。もちろん股上は深めのサルエルパンツになっています。

 

近くで見ればこの迫力。各所に細かく施された、ジャガード織りによる柄たち。

それぞれが個性を持って、様々な場所でその存在を主張しています。

個人的に、トップボタンにギョロッとした眼球の鋭さを感じて、何だか好きだったりします。

 

写真を撮りながら初めて気付いたのですが、ポケット付近のステッチもまた特徴的なデザインになっていました。

やっぱりiroquoisは、本当に芸が細かい。こういうところが好きです、このブランド。

 

iroquois ルーズストライプデニム

2012年秋冬コレクションで発表された、ルーズストライプデニム。ぼくもブランドを知った頃、夢中になって過去のコレクションを漁っていたとき、このデニムに釘付けになった記憶があります。

ややワイドでルーズなシルエット。太めの男らしいストライプ。それだけでなく、最後にはペンキが重ねられていて。

普通のペインターパンツとは一味も二味も違うデザイン。その全てが格好いい。

 

薄い青色と、それより少しだけ濃い青色。同色だけで形成されている太めのストライプが、ここまで格好いいとは。

ライトオンスなので、穿いたときに生地が絶妙に落ちるのも魅力のひとつで。それゆえ、暑い夏には特に出番の増える1本です。

 

A.P.C. PETIT STANDARD

ブログには何度も登場している、ぼくが人生で初めてリジッドの状態から穿き込んでいるデニム。A.P.C.のPETIT STANDARDです。

写真をほとんど加工しなくても、そのままで格好いい。穿き始めてから今月で2年と6ヶ月になるのでしょうか。

2年目に突入した頃からは無骨な縦落ちが目立ち始めて、そこから目が離せません。

それだけ長く、高い頻度で穿いていると愛着があるので自分で言ってしまいますが、いやあ・・・格好いいな。

 

友達に貰ったキーケースやら、スマートフォンやらの痕が残って、綺麗なコントラストになっています。

ヒゲもバチバチに入っていて、これくらい無骨で男らしい方が断然、ぼくは好み。

 

それぞれに個性を持った、同じだけど違うデニムたち

ここで紹介した6本が、ぼくのスタメンデニムたち。それぞれ同じ”デニムジーンズ”という洋服ではありながら、そのどれもが違う個性を持っています。

みんなちがって、みんないい。トップスの主張を際立たせてくれる脇役も、合わせるシューズを選ぶものも、主張の強い主役も。

 

大枠で語ってしまえば”同じもの”なのに、それぞれこうも色味や雰囲気が違うとなると、そりゃあ選ぶのもキリがない。

範囲をさらに狭めて”Levi’s 501”にしたところで、その中でも全く同じ色味のデニムなんて世の中にはひとつもなくて。

 

だからこそ、デニム生地の経年変化って楽しいものなんですよね。リジッドから穿き始めたそれが、その人だけのライフスタイルに合わせて、その人にしか刻めないシワや色落ちを魅せてくれる。

今や、カジュアルファッションを語る上で絶対に欠かせないアイテム、デニムパンツ。

あなたの相棒は、どんな色味をしていますか?

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いわた

いわた

洋服の経年変化を愛でるファッションブロガー。自分で着たい服を作ることも。 個人ブログ「いわタワー」も運営しています。

YouTubeチャンネル「いわたの偏愛コレクション」