レザーの季節がやってきた。今年も着たいぼくの相棒シープレザー

今年もレザージャケットを着るのが楽しくなる時期がやってきました。

ぼくが持っているのは、シングルとダブルを1着ずつ。ダブルはbeautiful peopleにて新品で購入したもので、まだまだピカピカ。

 

シングルの方は、大学2年生の頃にヤフオクで競り落としたものでした。

俳優の君嶋麻耶さんが着ているのを見てからずっと格好いいと思っていて、ずっと探し続けていたもの。

同じ色とまではいきませんでしたが、同じ型のそれを色違いで手に入れてから、着続けています。

 

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iroquois ヴィンテージシープレザージャケット

iroquoisの洋服は定価が高くても、二次市場での販売価格は異様なまでに安くて。

こちらも定価は15万円オーバーだったはずですが、競り落とした金額は15,000円でした。

 

余談ですが、今も定価なら10万円ほどするジャケットを1万円以下で見つけてしまい、購入するか迷っているところ。

決して安いから欲しいという訳ではなく、単純に気になっているからなのですが、ネットだとサイズ感が分からないので判断に迷ってしまいます。

 

激しいダメージ加工が印象的なアイテム。まるで長年の時を共にしてきた”戦友感”のようなものすら感じます。

ブラウンっぽい色のこれを着ている君嶋さん、めちゃくちゃ格好いいんですよ。

 

重厚な雰囲気から感じる”本物”のオーラ

ネットで買った服が届いたとき、正直がっかりした経験も少なくはなくて。

写真で見た雰囲気と違っていたりもありますが、それよりも届いたときの「思ってたより軽いんだな・・・?」のガッカリ。

 

重厚な雰囲気をした、男らしい洋服が好きなので、そういったものを見つけるとすぐに欲しくなってしまって、ブランド古着の通販サイトで購入することがあります。

しかし、いざ届いたときに、自分が思っていたよりも重量がなかったりすると、なかなかショックで。

 

特にレザーのアイテムやミリタリー系の洋服を購入したときは、すごくショックです。

ぼくにとって重量は大切なポイントのひとつ。着てどこまで”武装している”と思えるかどうかは、そこにかかっている気もします。

 

このレザージャケットは買ってよかったと思える、数少ない”重さ”のあるアイテムのひとつ。

実際に着てみても「実用性なんか知るか」と言わんばかりの、ずっしりとした重さ。これが病みつきになるんです。

 

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全て職人の手作業で刻まれた無数の傷跡

ボディーには無数の傷跡。個人的にシープレザーと聞くと柔らかいイメージがあったのですが、こちらは思っていたよりも硬く。

そこに、ゴリゴリに着込んだかのような無数の傷跡。これらは全て、職人さんの手作業によって刻まれたもの。

 

ぼくは古着としてこの1着を手に入れましたが、前に着られていた方はきっと新品で購入したはず。

冷静に考えて、新品でこれだけヴィンテージ感のある、しかもレザージャケットを作っちゃうって、えげつないことだと思うんです。

どう見ても、30〜40年代のヴィンテージ。あまり古着に詳しくないぼくですが、これを着て古着屋さんに行った日には、心なしか店員さんが「おっ・・・」って目でぼくを見てくれます。

 

両肩に存在するひし形のデザインは、バイカージャケットのそれを模しているのでしょうか。

バイカージャケットにおいて肩部分が頑丈に作られているのは、万が一転倒した際でも肩を怪我しないためなのではないか、とぼくは思っています。

バイクに乗っていると、生身の体で風を切って走る分、気温よりもやや寒いと感じてしまう。

そもそも風を通さないためのレザー素材。転んでも怪我をしないための頑丈な作り。やっぱり、ちゃんと生まれた背景に理由のある服って、着ていてワクワクします。

 

WALDESジップと重みのあるバックル。細部にまで込められた魂

各所に採用されているのはWALDESジップ。仕様なのか、使用に伴ってなのかは不明ですが、錆びかかっていて。

ボディーがゴリゴリのヴィンテージ感を持っているのに、ここだけピカピカだったら少しガッカリしますもんね。

 

身幅をギュッと締めるためのバックル。特に使う訳でもないのですが、この部分が持つ雰囲気がとても好き。

 

蒸れ解消のために編み出された裏地。機能面も追求できるのは現代服ならでは

裏地は渋いチェック柄。正直なところ、今のぼくはこの柄にがっつり惹かれている訳ではなく。

むしろ、格好いいと思っていないような部分すらあります。

それでも、こいつはきっと長年着続けるであろう1着。40代、50代になってもまだ着ていたら、そのときにはまた違ったことを感じているのかもしれません。

真っ黒な裏地でも退屈だったと思うので、ここで違った雰囲気を魅せてくれることにはワクワクを感じました。

 

この裏地には麻も使われていて。

汗が閉じこもって蒸れないようにと施された工夫なのでしょうか。こういったことをできるのも、ヴィンテージではなく現行の洋服ならでは。

 

長く着続け、自分の手で更なるヴィンテージに仕上げたい

ツルッとしたレザーに、無骨でゴツゴツしたダメージ加工。部分的にボロボロと剥がれ、毛羽立っている表面。

ハード過ぎず、ソフトでもないこのバランスが、ぼくにはたまらなく魅力的に見えて。

 

元々、ヴィンテージ風の見た目。これから長く着続けて、自分の手でリアルヴィンテージへと仕上げていきたい1着です。

歳を重ねてもこういう服を、やり過ぎない絶妙なバランスで着こなせたりしたら格好いいな。それって、相当難しいことだとは思うけれど。

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いわた

いわた

洋服の経年変化を愛でるファッションブロガー。自分で着たい服を作ることも。 個人ブログ「いわタワー」も運営しています。

【4月28日(日)】映画「The True Cost」上映会を開催します



2019年4月28日(日)に新宿にて映画「The True Cost」の上映会を開催します。

ファストファッション人気の裏で低賃金、重労働に苦しむ人々がいる事実を写したドキュメンタリー。

洋服が好きな人のみならず、全ての洋服を着る人々に見て欲しい作品なので、上映会を開催することにしました。

ファッションとは何か、なぜ人は服を着るのかを今一度考える機会に必ずなってくれます。