お洒落じゃないファッションブロガー

誰だってお洒落になりたいと思うのは、自然なことだと思います。

でも、「お洒落になりたい」が本当の目的じゃなくて、奥の奥にはモテたいって気持ちが絶対にあるはずで。

というか人間なら、あります。

 

もし、この世界に女性がいなかったら。ぼくはきっと、今よりもコーディネートが手抜きになると思うんですよね。

個人的に、洋服に見出す楽しみはコーディネートよりも、1着ずつの服そのものに感じるタイプ。

その服を着ることで、自信のない自分を武装するというか。

そうしてあげることで、少しばかり胸を張って街を歩けるようになります。

 

逆に、適当な格好で外に出れば、知り合いにもできれば会いたくなくて。

こんな格好でいるところを見られたくないなって、思うんです。

 

話を戻して、もしこの世界に女性がいなかったら。

洋服自体が好きな気持ちは本当ですが、もしそんな世界ならぼくは、今まで通りのこだわりを持って服を選ばないかもしれません。

自分にとっての”いい服”を着ることで、自分を武装していたい。

自信を持てるようになりたい。その気持ちの本音は、モテたい。

 

ぼくは自分のことを、お洒落だなって思ったことはほとんどなくて。

ごくたまに、年に10回くらいだけ、バッチリ気に入ったコーディネートを組めた日にはそう思えることもあります。

でもそれ以外はいつも、自分のことは”どこか惜しい”と思っていて。

こればっかりはもう、いくら洋服にこだわったところでカバーできない部分だと思っています。

 

佇まい、立ち振る舞い、雰囲気、姿勢…。

これらの要素が、格好良く見える男には揃っているはずなんですね。

それがぼくにはないから、どれだけいい服を着たところで、どこか惜しい。

 

部屋着の自分に比べれば、お気に入りの服を着たときのぼくは、かなり武装できています。

それでも追いつけないところ。こればっかりはどうしようもないと思う部分。

ないものねだりになってしまうから、自分が持っている素質は受け入れるしかないと思うんですね。

その上で、上手く生かせれば、また違った魅力を持った個性的な”格好いい男”になれるかもしれません。

服を好きになって何年か経った今になってみると、前向きな意味での諦めもあったりして、雑誌で見るモデルへの憧れは消えていて。

 

お洒落じゃないファッションブロガー。

洋服が好きで、その類の記事を書いている人って、やっぱりお洒落なイメージがあるかもしれません。

というか、ぼくにはそんなイメージがあります。

でも、ぼくは自分がイメージしているファッションブロガー像からはかけ離れていて。

 

お洒落じゃないファッションブロガー。

思えば、このブログで自身のコーディネートに触れたことって、今までにほとんどしてきませんでした。

人をお洒落に見せてくれるのは、服単体ではなく、それらの組み合わせから成るコーディネート。

でも、ぼくはそこにさほど自信はないし、どちらかと言えば服単体にこそ興味があるんですね。好きなんですね。

 

ぼくがイメージしていたファッションブロガーってきっと、コーディネートだったりを発信しながら、誰かの憧れの対象になる人たちで。

一方でぼくはそうじゃなく。どちらかと言えば”服オタク”なのかもしれません。

だから誰かの教祖様にはなりたくないし(その前にきっとなれるだけの器もないけれど)、ただ服が好き、興味がある人に読んでもらえるブログを書いていたいです。

ファッションに正解はないんだから、もっと各々で自由に楽しめばいい。

ぼくはぼくの好きな服について書いていく。その過程で、似た趣味の仲間に出会えたらいいなと思っています。

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いわた

いわた

洋服の経年変化を愛でるファッションブロガー。自分で着たい服を作ることも。 個人ブログ「いわタワー」も運営しています。

【4月28日(日)】映画「The True Cost」上映会を開催します



2019年4月28日(日)に新宿にて映画「The True Cost」の上映会を開催します。

ファストファッション人気の裏で低賃金、重労働に苦しむ人々がいる事実を写したドキュメンタリー。

洋服が好きな人のみならず、全ての洋服を着る人々に見て欲しい作品なので、上映会を開催することにしました。

ファッションとは何か、なぜ人は服を着るのかを今一度考える機会に必ずなってくれます。