知られたい。けど、知られたくない。そんな気持ちを分かってくれたDunnoのTシャツ

今年も夏がすぐそこに。毎年夏はあまり服を買わないぼくですが、まだまだ本格的に暑くなる前である今のうちは、物欲が残っています。

いよいよ暑くなってしまうと物欲どころか、何もやる気にならないくらいには全ての気力を持っていかれてしまいますが、今はそのちょっと前。

思えば半袖Tシャツってぼくは全然持っていませんでした。

しかし、何枚持っていても困らないアイテムなだけあって、気に入ったデザインのものがあれば即購入しようと常日頃思っています。

 

そう思って徐々に買い揃えていると、今年はデザイン重視というよりも、無意識にメッセージ性の強いそれらを買い集めているような気がします。

ぼくはこうしてブログを書くことで自己表現をしている訳ですが、ファッションを通じて行うそれも、より直接的かつインパクトの強いものになってきた印象。

良く言えば周りの目を気にしなくなってきた。

今まで英単語の刻まれたTシャツを着ることにも少し抵抗があったのですが、最近はそれを超えて日本語のメッセージが入ったTシャツを着たいと思えるように。

そんな流れの中、今回ぼくが購入したのがこちらのTシャツでした。

 

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「知られてたまるか」バックプリントのインパクト大なプリントT

”Dunno”というブランドのプリントTシャツ。初めて見たのは確か、Instagramでした。

「知られてたまるか」

一見すると「?」と思ってしまうような文字列をプリントした、インパクトのある1枚です。

 

そう、ぼくもそのグラフィックを見たときは、はてなマークが頭に浮かびました。それから、次に来たのは、なんとも言えない感情でした。

憧れとも、共感とも言い表せない感情。そこに対して、クールだなって思ったり、渋いなって思ってみたり。とにかく、色々な気持ちがいっぺんに出てきたんです。

 

ただやっぱりインパクトが強い分、その場での購入には躊躇いがあって。

結果的に今回はZOZOTOWNで40%オフになっていたのを見て買ったのですが、それまでの定価(5,000円ちょっと)では即決できませんでした。

着てみたい気持ちはあった。

「知られてたまるか」このフレーズに隠された意図を通じて、ぼくは自分のファッションを通じて、そんな自己表現の仕方をしてみたかった。

 

そう思ったとき、同じメッセージTシャツでも英語で書かれたものならぼくらは着るのに、それが母国語となると、どうしてこうも躊躇するのでしょうか。

外国へ行くと、英語圏に住んでいる人たちって普通に英語の書かれたTシャツを着ているんですよね。

でもぼくたち日本人は、母国語でメッセージが刻まれたTシャツを着ようとはしない。

 

それはきっと、海外の方たちは英字Tシャツにデザイン性もそうですが、メッセージ性を、それを着ることによって見た人に何かを伝えることを重視している。

ファッションがメッセージ性を孕んだ自己表現の方法として浸透しているからなのではないでしょうか。

 

一方、日本人は英語で書かれたTシャツは着るけれど、日本語の書かれたTシャツは着ない。

きっと英語にデザイン性での恰好良さを求めているだけで、ファッションにはメッセージ性を孕ませていない。

直接的な意味での自己表現方法ではない、と考えているのだと思っています。

 

この辺りはぼくが海外に行ったときに感じたこととして、個人ブログの方にも書き残しています。

文化の違いを感じて面白いなと思った瞬間のことでした。こちらも読んで頂けると嬉しいです。

 

「知られてたまるか」ぼくが解釈するその意味は

Dunno(ダノウ)というブランドには専任のデザイナーがいる訳ではありません。

その正体はグラフィックデザイナーの集団であって、個人ではなくて複数人。

 

仮にもその中で活動し、このようにしてTシャツを作っているデザイナーさんによる「知られてたまるか」という言葉。

この言葉の意味をぼくは、尺越ながらいち発信者としてブログを書き続けている自分に当てはめながら、考えていました。

 

ブログを書くという活動を続けること。ぼくがそれを続ける理由のひとつには、”有名になりたい”という気持ちがあります。

ネット上に止まらない。テレビに出たりして、SNSのフォロワーなんて10万人を超えたりして、有名になりたい。もっと、タレントになりたい。

小さい頃から、目立つことは苦手でした。でも好きでした。

だから、大勢の前で自分の意見を言うことは苦手。だけど、ブログを通じて読んでくれているあなたに、ぼくの気持ちを1対1で伝えることは好きで。

どうにかして自分のことを、誰かに認めて欲しかった。だからぼくは、こうしてブログを続けているのかもしれません。

 

矛盾と呼ぶには小さなものかもしれないけれど、ぼくの「知られてたまるか」は。

もっと自分のことを知られたい。有名になりたい。多くの人に、自分のことを認めてもらいたい。

でも、ただ漠然と、手段を選ばない人間になって、あれこれやってまで多くの人に知られたい訳じゃない。

ぼくはぼくのやり方で、それを貫き通しながら、その過程で多くの人に”知られて”いきたい。

 

自分のことを、浅いところだけ見て”好きだ”と言ってくれる人たち100人より、深くまで見た上で好きだと言ってくれる人、1人の方がずっと尊い。

そんな風に思っている上での、そんな意味での”知られてたまるか”なのだと思っています。それは、このTシャツを作ったデザイナーの方にとってもきっと。

 

だってそうじゃないとデザイナーさんはTシャツ作りを、ぼくはネット上でブログを書いたりなんてしていないはずだから。

本当に心の底から自分のことを”知られてたまるか”なんて思っていたら、こんな活動どころかSNSのアカウントすら作らないはずでしょう?

 

それがぼくの”知られてたまるか”

ファッションブロガーとして売れたい。有名になりたい。でも、知られてたまるか。ぼくは、いつだってそう思い続けています。

最高にメッセージ性の詰まった、パンクなTシャツを作ってくれたDunnoに感謝です。

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いわた

いわた

洋服の経年変化を愛でるファッションブロガー。自分で着たい服を作ることも。 個人ブログ「いわタワー」も運営しています。

YouTubeチャンネル「いわたの偏愛コレクション」