ぼくのファッションのルーツはおばあちゃん?

ぼくは総柄モノの洋服が好きです。

毒々しさの中に妖しく艶めかしい魅力を持つペイズリー柄だったり、そういうのが好き。

柄を指す特定の呼び名がないものを総じて”総柄モノ”と呼ぶのかもしれませんが、そんなごちゃごちゃした模様の洋服たちも。

 

今まで好きな理由もよくわからず、でも何となく好んで買っていたそれらの洋服たち。

ふと実家へ帰ってみると、その謎が解けました。

 

スポンサーリンク

ファッションのルーツはおばあちゃん?

awaJdnSパーカーの受注期間と手配を無事に終えて安心したのか、締切日が終わってからの2日間は何やらぼーっとしていたみたいで、あまり記憶がありません。

(ご購入頂いた皆さん、本当にありがとうございます。これに関してはまた別記事で書きたいと思っています)

 

その後、小学校からの同級生と会って地元でご飯を食べ、用事ついでに実家へ寄ると安心したのか、体調を崩してしまいました。

久々に風邪を引いてしまったので頭が働かず、実家でぼーっと布団に包まれていたとき。ぼくを包むその柄を見つめたとき、何だか心が温かくなって。

 

そんな布団の柄がこれでした。ボルドーを基調に繊細なタッチで花が描かれている。

母親が実家(ぼくにとっておばあちゃんの家)から持ってきた布団なのですが、ふと目にした瞬間に「ああ・・・こういう柄って好きだなあ」と思って。

 

そういえばぼくは小さい頃、とてもおばあちゃん子で。

弟が生まれるときに預けられたそうで。そこでよっぽど気に入ったのか、以降小学生になると春・夏・冬休みは必ず2泊3日で泊まりに行っていました。

中学生の間も、部活が休みの間は行っていた記憶があります。

 

実家では見れないスペースシャワーTVをおばあちゃん家では見れるから、音楽好きなぼくにはそれが楽しみだった。

歯を磨かなくても怒られないし、一緒に住んでいる年下のいとことは夜まで遊べるし、ピザをLサイズ、1人1枚食べさせてくれるし、もはや天国。

寝るとき、冬なら何重にも敷いたふかふかの毛布に包まれていました。

そんなふかふかの毛布、ほとんど全部がこんな柄をしていた記憶があります。当時のぼくは少し古臭いと思っていたかもしれない。

 

でも振り返ってみると、今のぼくが若い人に人気のある派手な柄よりも、こういった柄の洋服を好んで着る背景にはそんなルーツがあるのかもしれません。

大好きでしょっちゅう遊びに行っていたおばあちゃんの家にある毛布の柄と近いものを感じるから。それに包まれると、どこか安心するから。

 

ぼくが好きなブランド、iroquoisやEpisode no.,って、こういった柄の洋服をよく作っているんですよ。

それを着ると安心する。初めて見た服のはずなのに、ずっと昔から知っているような安心感があって。

 

ぼくのファッションのルーツ、ひょっとしたらおばあちゃんなのかもしれません。

最近はあまり会いに行けてないけれど、会うといつも「その服、どこで買ったの?」と聞きたくなるような柄物を着ていて。

婦人服だしぼくに合うサイズじゃないけれど、ぼくも着たいと思ってしまう色柄をした洋服。

 

「今の自分を形作っているのは、18歳までの感性なんだと思うんだ」

最近そんな話を、いつもお世話になっている方から聞きました。

高校生までの自分が何に楽しみを感じていたか、喜びを感じていたか。そんなことを思い出すと自分が本当に好きな仕事に出会えるんじゃないか、というお話でした。

最近のぼくはそんなことを思い返したりもしているのですが、まだはっきり「これだ」と言える答えには辿り着けていません。

 

でも、ファッションのルーツや総柄モノを好む理由はまさに今、見つけたんじゃないかな。

あの毛布みたいな柄に包まれると、なんだか安心するんだよな。というか、この柄を忠実に再現したシャツやニットも純粋にほしい。

The following two tabs change content below.
いわた

いわた

洋服の経年変化を愛でるファッションブロガー。自分で着たい服を作ることも。 個人ブログ「いわタワー」も運営しています。

【4月28日(日)】映画「The True Cost」上映会を開催します



2019年4月28日(日)に新宿にて映画「The True Cost」の上映会を開催します。

ファストファッション人気の裏で低賃金、重労働に苦しむ人々がいる事実を写したドキュメンタリー。

洋服が好きな人のみならず、全ての洋服を着る人々に見て欲しい作品なので、上映会を開催することにしました。

ファッションとは何か、なぜ人は服を着るのかを今一度考える機会に必ずなってくれます。