ぼくの理想のブロガー像は、5万円の眼鏡を教えてくれたオーナーさん

最近、身にまとう服やアクセサリーに、より一層こだわるようになりました。

妥協して買った服は着たくない。心底気に入っているアイテムだけに囲まれて生きていたいんです。

 

この前、表参道の美容室で働く小学校からの同級生に髪型を格好良くしてもらったので、洋服だけじゃなくてもう、何から何まで一切の妥協を許さないぞ、と。

 

ぼくは元々、自分のことがあまり好きではなくて、自信もないタイプです。

この前も初めて会った人に「自信のなさが顔に滲み出てる」と言われ、そんな内心を見透かされしまったことに驚きと、少しだけショックを感じました。

 

けれど言い訳をするとすれば、その日のぼくは心底お気に入りの洋服を着ていなかった。

ぼくに自信をもたらしてくれる唯一の存在が、大好きな洋服で。

お気に入りの洋服を着ていると背筋が伸びるし、心なしか目つきだって自信に溢れているように思えるんです。

 

いつもそうやって自信を身につける。友達が格好よくしてくれた髪型も、ぼくに自信をくれた。もう、全身をお気に入りで固めて気分は最高だ。

なんて思っていたとき、少しだけそんなぼくの自信を欠く存在がありました。それが眼鏡。数年前、学生の頃に量販店で購入した眼鏡です。

 

全身が自信で満ちているけれど、最後に眼鏡をかけるといつものぼくに戻ってしまう。そんな気がしていて。

それなら心底気に入って愛用できる眼鏡が欲しい。そう思ったことをきっかけに、ふらっと街中の眼鏡屋さんへ行ってみたのです。

 

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「神対応」すぎるオーナーさん

前々からInstagramでお店の存在を知っていて、ホームページを見て。

とても作り込まれたホームページには、最初に視界へ入る場所に「人生が豊かになるきっかけを」とありました。

 

オーナーさんの写真や、眼鏡屋さんを立ち上げるにあたっての想いが丁寧に綴られているのを読んで確信しました。

このお店、絶対に素敵な場所だ、と。

 

実際に足を運んでみるとその予想は的中して、とにかく丁寧で何から何まで細やかに対応して下さるオーナーさん。

その接客がとても心地よくて、気付けばぼくは眼鏡をひとつ、購入していました。

 

普段、特段メガネキャラでもないぼく。相手からよく見られたいとき(可愛い女の子とデートする日とか)だったら、コンタクトを付けちゃいます。

・・・とはいえそんな機会は滅多にないので、最近は専ら眼鏡をかけて生活しているのでした。

 

今まで、1万円以上する眼鏡を買ったことがなかったぼくが、一切の抵抗もなく5万円の眼鏡を指差して「これをお願いします」と。

その決断を下したのは、モノ自体に魅力があったからという、それだけの理由では決してありません。

何より店員さんの接客が心地よくて、本当に素敵なものだったからなのです。

 

「顔の輪郭、眼鏡のサイズバランス、肌や髪の色を見ても、とてもお似合いです」

自分の好みをざっくりとお伝えすると、たくさんある眼鏡の中からぼくに似合いそうな1本を選んで下さるオーナーさん。

お店へ行く前はなんとなく、黒縁を買うんだろうなと思っていたぼくは、その提案によって未知の世界を開拓することに決めました。

珍しい柄模様が入った、ベージュ色の眼鏡。色白なぼくにもよく似合うとのことで提案して頂きました。

これが黒縁よりもしっくりときて、すごく気に入ったんです。

ちなみに眼鏡はまだ受け取りに行けていないので、実物を手にした後でまた記事を書ければ思っています。

 

始めて知ったブランドの、決して安くはない眼鏡

ぼくは普段、洋服の買い物へ行くときはあらかじめネット通販サイトを見て店舗に並んでいる商品を確認し、欲しいものを絞ります。

実店舗へ足を運ぶのは購入前の最終確認の意味が大きいんです。

 

そうやって買い物をすることの多いぼくが、今回はお店の場所だけを把握した状態で足を運んで。

オーナーさんにご提案頂き、そのとき初めて知ったブランドの眼鏡を購入しました。

 

こんな買い物の仕方をするのって、ぼくの場合は本当に珍しくて。

仮に他のお店で接客をして頂き、初めて知るブランドの洋服に興味を持ったとしても「ちょっと他のお店も見てきます」

なんて言って一度お店を出て、外でスマホを使いそのブランドに関して調べることが多いです。

どれだけ人間不信&失礼なんだって感じですが、頑固なぼくは何事でも自分の目で見て事実を確かめるまで、全てを疑ってかかってしまいます。

 

一方で今回、足を運んだお店の場合はそんな背景にそんな不信感が一切なかった。

「この方は本当に眼鏡がお好きで、眼鏡を通じてお客さんのことを幸せにしたいと、心底願っているんだろうな」

事前にホームページを見ていたことはもちろん、実際にお会いして一瞬でそんな想いを確実に感じました。

言葉使いのひとつひとつから、ぼくと真摯に向き合おうとして下さっている様子が伝わってくる。それはもう素敵な時間でした。

 

だから「この方が選んでくれる眼鏡なら、お店に並べている眼鏡なら絶対に間違いない」そう思っていました。

初めて知ったブランドの眼鏡だけれど、そこに一切の不安がない。とても素敵な接客だったな。

 

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理想のブロガー像は、あの眼鏡屋のオーナーさん

そんなオーナーさんの姿を見て、帰宅して感銘を受けながら思いました。

ああ、ぼくの理想はあのオーナーさんのようなブロガーなんだな、って。

 

ぼくがこのブログを書く理由は色々あります。純粋に書いていて楽しいからだし、買った服を自慢したいっていうのもきっとある。

でも、せっかくインターネットで発信するなら自己満足じゃ終わりたくないとも思っているんですよね。

 

ぼくは、このブログを読んでくれる人にファッションの楽しさを伝えたい。

「おしゃれなコーディネートの組み方」とか、そういうのは得意じゃない。それにやっている人はたくさんいるから、そっちを読んでもらえればいい。

 

ぼくはその方法じゃなくて、服自体を選ぶ楽しさ、着る楽しさを。

その行為によって気分が上がったり、自分に自信を持てるようになるという真実を伝えたいんです。

 

周りから見ておしゃれなコーディネートを組むことは、安くても見た目のいい服を使えばいくらでもできる。

でも、心の底から自分の気分を上げることって、周りから見てどう思われるかよりも、自らに納得していないとできないことだと思うんです。

”本当”を追求すること。少し高くたって、一切の妥協なく作られた最高の洋服たちはそれを叶えてくれます。

ファストブランドを批判したい訳ではありませんが、安い服にはそれができない。そもそも、求められることが違っているから。

 

このブログにも書いているように、ぼくだってGUの服はよく着ています。

でも、それはぼくがそこに求めていることが違うから。GUの服を着るにあたって、心の底から気分を上げることは求めていません。

例えば安い値段で新しい自分を探すためだったり、ぼくにとってはそんなときに求めているもの。

 

素材や生地、織りや縫い、染め、パターン、ボタンやジップに採用するパーツを厳選し作られた服。

そんな”いい服”って、手間や原価がかかる分、決して安いと言える値段では買えません。

普段、3,000円くらいのシャツを買っている人にとって、3万円のシャツってとんでもなく高いもの。

 

ぼくも最初に、普段よりもゼロがひとつ多い服を買ったときには手が震えたことを覚えています。

iroquoisで買った、54,000円のモッズコート。それまでアウターには1万円が精一杯だったぼくはそのとき、諭吉を出す手が震えていました。

 

でも結果、買って本当によかったと心底思っているし、そのコートを身にまとっているときだけは、まるで無敵になったかのような気がしていました。

そいつは残念ながら数年前、バイクに乗っているときに転倒して穴が開いたので今は手放してしまいましたが・・・。

 

今までのぼくは眼鏡に1万円も出したことがありませんでした。それでも、オーナーさんが素敵な接客をして下さって、初めて5万円もする眼鏡を買った。

そこに抵抗は一切ありませんでした。その眼鏡を通じてこれから開ける世界がどれだけ素敵なのかを教えてもらえたから。

心の底から気に入った眼鏡だったので、身につけていると自分に自信を与えてくれることを知っていたからです。

 

だからぼくも、ブログを読んで下さっている皆さんに、着る洋服にこだわることで見えてくる新しい世界があることを、自分に自信が持てるようになることを伝えたい。

伝えられるようなブロガーになりたいと、今回の経験を経て改めて強く感じました。

 

ここまで書いてきたことを振り返ってみると「洋服は高けりゃいい」と思えてしまうかもしれませんが、そうではなくて。

そこも含めて洋服を選ぶことっていうのは、少し複雑で難しいことです。

だからこそ、多くの選択肢がある中で皆さんが迷ったときに信頼を置ける存在になりたい。そう思いました。

 

これを人が自己満足と呼ぶなら、ぼくはそれでいいと思っています。むしろそうあるべきだと思っています。

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いわた

いわた

洋服の経年変化を愛でるファッションブロガー。自分で着たい服を作ることも。 個人ブログ「いわタワー」も運営しています。

YouTubeチャンネル「いわたの偏愛コレクション」