50年代のアメカジに憧れる

普段はほとんど住んでいる街から出ないぼくは、基本的に”ちょっとそこまで”出かける用のコーディネートを作ります。

朝起きたらシャワーを浴びて、とりえあず相棒のプチスタンダードを穿いてからトップスを選ぶ。

だけど最近はプチスタンダードの色落ち変化が乏しいこともあって、少し飽きが生じてきたところです。

ちょっとカフェへ行くだけなのに、気合いの入ったコーディネートを組んでみました。

憧れの、いつかさらっと着こなせるようになりたいと思い続けている、OLD JOEのベストを取り入れて。

 

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いつか着こなせるようになりたい、OLD JOEの渋めなベスト

学生の頃、ぼくはブランド古着屋でアルバイトをしていました。

そこで出会った、今のぼくの服装に大きな影響を与えている社員さん。

スニーカーは履かない、襟のついたシャツしか着ないなど、ファッションにおいて強いこだわりを持たれていて。

揺るぎない自分の”好き”を持っている姿が本当に格好よくて、ぼくは当時から憧れを抱いていました。

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自分にもいつか、あんなこだわりが欲しいと思っていました。ぼくが思う”おしゃれな人”って、誰に何を言われようと譲らない絶対的なこだわりを持っている人。

そんなこだわりを突き通せるだけの意志を持って服装で自己表現をしている人が、たまらなく格好よく映ります。

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それから数年、当時と系統が変わったものの、好きだと胸を張って言える自分だけの何かが少しずつ出来上がってきました。

言葉にして説明するのは少し難しいけれど、その一部としてあり続けるのが、ベストを取り入れたコーディネート。

着こなすのが難しいアイテムだけれど、取り入れることさえできれば途端にコーディネートに箔が付くというか。

渋い男らしさを残しつつも、どこかゆるい雰囲気の漂うファッションが好きで、毎日のコーディネートをそんなスタイルで埋め尽くすことを理想としているぼく。

ベストはその理想に近づくために必要なピースなのかもしれません。

 

漠然とある、50年代アメリカンへの憧れ

その社員さんが憧れを抱いていたのが、50年代のアメカジコーデ。

古着やレプリカ、時折ルードブランドのアイテムを交えた非常に渋いコーディネートを得意とされていました。

ぼくはその社員さんからファッションにおける影響を大きく受けていて。

だから、漠然と50年代アメリカンへの憧れがあるんです。

正直に言うと当時の絵や写真を見たことがある訳じゃなくて、その社員さんのコーディネートに浮かぶ背景を通してでしか感じたことはないけれど。

白黒の写真、シャツにベストを重ねてスラックスとサドルシューズ。頭にはキャスケットを被って、パイプを咥えているような。きっとそんな感じ。

 

そんな写真を頭に浮かべながら、コーディネートを組んでみる。

柄の入ったシャツに細かいチェック柄のスラックス。革靴と、やっぱりベスト。

加えてネクタイを締めてみてもいい。数十年前のアメリカが頭の中に、よりはっきりと浮かび上がってきます。

漠然とある50年代アメリカンへの憧れ。渋い男らしさを残しつつも、どこかゆるい雰囲気の漂うスタイルが理想。

現代において、この格好で街へ繰り出す。ぼくの周りだけ時が止まっているかのような錯覚を起こしたい。

 

写真では写していませんが、頭にはキャスケットを被っています。

ちょっとそこまで出かけるときは基本的にコンタクトではなくメガネのままなのですが、キャスケットを被ると不思議とそれがツウっぽく見えるのも便利で好き。

キャスケットを被らずにメガネをかけると、髪を切ったばかりでより幼い顔つきになったぼくは、どこからどう見ても女性経験ゼロの冴えない男だというのに。

 

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上手くいったコーディネートは気分を上げてくれる

真冬にシャツ+ベストで外を出歩くのはさすがに厳しいので、その上からTROVEのPコートを羽織ってみて。

これもう、完全に50年代のアメリカン。タイムマシンに乗ってその時代にタイムスリップしたって、違和感なく街に溶け込めるよ。

50年代のアメリカ人が具体的にどんな格好をしていたのかなんて、詳しくは知らないけど。

 

寒かったらPコートのボタンを首元まで閉めて着る。ああ、もうこれ完全に50年代のアメリカン。タイムスリップしても馴染めるじゃん、気分上がるな・・・。

 

今日は本当に近所のカフェへ行くだけだったのですが、こうしてお気に入りのコーディネートを組めた日には気分が上がります。

頭の中に架空のだけれど、理想の人物像があって。上手くコーディネートを組めるとその人になりきっているかのような感覚があるんです。

そうすると気分が上がる。満足できるといつもよりも少しだけ自分のことを好きになれるから、なんだか嬉しい。

50年代のアメリカンが、ぼくの中にある理想のファッション、コーディネートに近いのかもしれません。

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いわた

いわた

洋服の経年変化を愛でるファッションブロガー。自分で着たい服を作ることも。 個人ブログ「いわタワー」も運営しています。

【4月28日(日)】映画「The True Cost」上映会を開催します



2019年4月28日(日)に新宿にて映画「The True Cost」の上映会を開催します。

ファストファッション人気の裏で低賃金、重労働に苦しむ人々がいる事実を写したドキュメンタリー。

洋服が好きな人のみならず、全ての洋服を着る人々に見て欲しい作品なので、上映会を開催することにしました。

ファッションとは何か、なぜ人は服を着るのかを今一度考える機会に必ずなってくれます。