
もうすぐ冬も終わり、春がやってきます。
毎日同じ格好をしていた日々からもようやく抜け出せそうな兆しが見えてきました。
寒がりなぼくは、この冬も多くのアウターにお世話になりながら過ごしてきました。彼らには感謝しかありません。
ということで今回はそんな洋服たちへ感謝の意を込めて、2017年〜18年の初頭にかけてお世話になったアウターを紹介していきたいと思います。
いわたを支えた頼り甲斐のあるヘビーアウターたち。セールでアウターを買う方は今から、もう買う予定のない人は次の冬へ向けた参考になれば幸いです。
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ノーブランドのレプリカN-1 デッキジャケット

去年、夏の終わり頃に購入したノーブランドのN-1デッキジャケット。
たまたま通りかかったリサイクルショップにふらっと寄ったついでに、立派なアメカジブランドのアイテムだと思って手にしたものでした。

作りも立派だしジップもTALONだしで、定価は高い・・・のかと思いきや、恐らく楽天にて15,000円で買えるもの。
リサイクルショップにて中古を6,000円で購入し、それから今に至るまでかなり活躍してくれています。
ヒートテック+ネルシャツの上からこのデッキジャケットを羽織るだけでもかなり暖かい。なんせ内側はこのモフモフ具合・・・。
着丈は短めなので、下についている紐で絞って風が入り込まないようにすると防寒性も上がります。

今どき状態のいい古着はほとんど出てこないN-1デッキジャケット。
ダメージの見られるものですら珍しく、それも販売価格は7~8万円が相場というレア具合。
ここまで綺麗にプリントが残っているとまず古着だとは思われないので、古着屋さんに着ていくのは少し恥ずかしかったりもするのですが・・・お気に入りです。
このデッキジャケットに関しては前に紹介記事を書いているので、ぜひ読んでみてください。
関連記事▶︎いつか絶対に着たかった、オリーブ色のデッキジャケット。
THE NORTH FACE×BEAMSのステンカラーコート

つい最近、記事で書いたばかりのステンカラーコート。THE NORTH FACE PURPLE LABELにBEAMSが別注をかけて、ここ最近は毎シーズン展開している1着です。
先日新潟旅行へ行ったときも寒さを完全シャットアウトしてくれたお陰で常に暖かく過ごすことができました。

この1着のお陰で、ステンカラーコートが意外にも頼り甲斐のあるアウターだということを知ることができて。
より詳しい紹介記事はこちらをご覧ください。
関連記事▶︎ステンカラーコートこそ、寒い冬を暖かく過ごすための最強アウターである
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TROVEの肉厚なメルトンPコート

学生の頃に着ていたPコートの印象を180度ひっくり返してしまう。着た人に”もはや違うアイテム”と思わせるだけの良質な生地感を誇るTROVEの1着。
肉厚なメルトン生地と贅沢な仕立ては、他ブランドのPコートを置いてけぼりにします。
潤沢な資金を元手に贅沢なユニフォームの作り方をしていた40年代におけるアメリカ海軍のPコートを思わせる生地感。

これぞ本物のメルトンウール、と唸ってしまうような、肉厚で頼り甲斐のある雰囲気が伝わりますでしょうか。
贅沢にウールを使っている上、裏地もしっかりしているのでインナーがわりと薄手でも寒さを感じることはほとんどありません。
量販店に売っているPコートしか着たことがなかった10代のぼくは、「Pコートなんて着ても寒いだけ」と思っていました。
しかしこの1着に出会ってから、「本物のPコートとはこうも暖かいものか」と印象がまるで変わったものです。
それもそうですよね、Pコートって元々、船に乗って寒い海へ飛び出す海軍に支給されたものですから、かなりの防寒性がないと話になりません。
iroquoisの独特な雰囲気漂うMA-1

2017年の冬から現在にかけて、この2着の出番が最も多かったかもしれません。
軽いし、サラッと羽織るだけで暖かいし、色々な服に合わせやすいしで大活躍。
コーディネートにこだわりたいときでも、ちょっとそこまで出かけたいだけのときでも便利なアイテムです。

数年前にカーキ色を購入してからというものの、そのシーズン中あまりにも活躍したため黒も買い足しました。
とは言っても黒は夏に中古で買ったものでした。季節が真逆だったこともあってか、定価は40,000円ほどのところを6,000円くらいで買えた気がします。

ジップがWALDES製かつやや大きめのモノを採用している辺りも痺れます。こいういったディティールが服好きの心をくすぐる。
古着とも、今ぼくが気に入ってよく付けているVAGUE WATCHの腕時計とも相性が抜群にいいので、ぼくの好みにちょうどハマってくれています。
関連記事▶︎ゴリゴリの古着と合わせたい、VAGUE WATCHの腕時計
間違いなく買ってよかったと思える1着。
2014年の秋冬コレクションで登場して全3色あるのですが、ここまでくると中古で残りの1色であるベージュを見つけたときには買いたくなってしまいそうです。
関連記事▶︎人生で初めて2色買いした服。iroquoisのMA-1
LAD MUSICIANのミニマルな雰囲気漂うスタジャン

そして以前このブログでもスポットライトを当てて記事にしたLAD MUSICIANのスタジャン。
記事はこのスタジャンを買ったから書いたのではなく、実は2016年の冬頃からずっと持っいるアイテムなのでした。
むしろそれから1年以上袖を通すことがなかったのでブランド古着屋さんに持っていこうかと思っていたほど。
クローゼットの奥に眠っていたそれが突然輝きを増し、再び格好よく見え始めたので写真を撮って記事を書いてみたら止まらなくなってしまったのでした。

ブランドらしく非常にタイトなシルエットをしている上、袖にレザーを使っているときたら動きづらいったらありゃしない。
腕を上げるにも一苦労するほどには窮屈です。
それでも手持ちの洋服はほとんどゆるい雰囲気である以上、アウターにこれを羽織るだけでそれなりにスタイリッシュさをプラスしてくれるのが便利なところ。
あまりにも野暮ったいコーディネートは好まないので、その辺のバランスを絶妙に調整してくれる、出番はそこまで多くないものの手放せないアイテムです。
関連記事▶︎このスタジャンほど完成された洋服を、ぼくは他に見たことがない。
beautiful peopleのダブルライダースジャケット

最後はbeautiful peopleのライダースジャケット。
この1着に関しては、これからの季節にもインナーを調整しつつ活躍してもらうつもりです。
レザーのアイテムってなんだか、突然の雨に怯えてしまって着る機会があまりないもので。
天気予報で晴れマークが出ていても、ぼくがこの1着を着ている日は唐突に雨が振り始めたりしたこともあって余計に着ることを躊躇ってしまいます。

それでも着てあげてこその洋服なので、今年はもう少し出番を増やしたいところ。
メンテナンスをしつつ、いつまでも大切に着続けてあげたいものです。
前に何かの雑誌で、真冬にステンカラーコートのインナーとしてダブルのライダースジャケットを着ている人のスナップを目にしたことがありました。
あの組み合わせ方、そして格好良さには衝撃を受けたので、いつか真似をしてみようかな、なんて思っています。
関連記事▶︎ほとんど着なかったライダースをケア。来年こそ、着られる男から着る男に
春に向けて手に入れたい服を洗い出す時期
以上が2017年〜18年初頭の寒い時期にかけて活躍してくれた、ぼくが持っているヘビーアウターたちのご紹介でした。
これから訪れる春に向けて、今は着たいと思えるトップスを探しているところです。
個人的にはスニーカーも欲しいと思いながら色々と物色もしていて。
冬のファッションも楽しいけれど、ようやく暖かくなってくる春が待ち遠しくてワクワクしてしまいます。

いわた

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