服を寝かせる傾向にある

昨日は、リサイクルショップで洋服を買う自分に嫌悪感を覚えるという記事を書いた。

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けれども、ぼくは新品で服を買ってもすぐには着ない。

というか自然とそうなってしまうのだけれど、ぼくは新品で買った服を”寝かせる”傾向にある。

買ってから1年の間は滅多に袖を通すことがなく、ようやく普段着として着るようになるのはそれ以降のことなのだ。

 

たぶん、根本的には古着が好きなんだと思う。もともと汚れている服だから、中古だから細かいことを気にする必要もなく雑に着ることができるから。

けれど古着はサイズ選びも難しいし、全てが一点物という特性上、選ぶのがとても難しい。

古着を心の底から気に入って買うということはあまりなく、これくらいの値段なら安いしいいか、という感覚で手を出している。

好きだから、という理由よりも値段の安さを優先して買った服は必ず1年もしないうちに手放してしまう。

そこには妥協をしないべきだといつも思うけれど、学ばないのがぼくだ。

 

一方で新品で服を買うとなれば、妥協しないのならどうしても1着に何万円もかけることになる。

そういった場合は値段よりも服自体を気に入って買っているので、言ってしまえば高くてもそこまでは気にならない。

ただひとつ、新品の服を買うと絶対に気になるのが、その服の放つ清潔感について。

ぼくはピカピカに綺麗な新品の服が放つ、あの真っさらな清潔感がちょっと苦手だ。

何の特徴もなく薄っぺらい顔のぼくが新品の服を着ると、それはそれは味気なくつまらないコーディネートが完成する。

新しい服を着ると、それが服ではないかのような扱いをしてしまう。

もはや着ない。万が一のことで汚してしまっては嫌だからだ。着るために買ったのに、着ない。完全にタンスの肥やしにしてしまう。

仮に着たとしても、ソワソワしてしまって落ち着かない。お気に入りの服は確かにぼくの気分を上げてくれるのだれど、新品だとソワソワしてしまう。

せっかく買ったものは大切にしたいと思うがゆえではあるけれど、ぼくの場合はそれが少し行き過ぎているのかもしれない。

 

こうして買った服を着ないまま季節は過ぎ、手に入れてからおおよそ1年が経った頃。

今年もそろそろライトアウターを着る季節だな。そう思ったとき、1年前に買ったそれの存在を思い出す。

そういえば去年はこんな服を買っていたな、と。ほとんど着てはいなくとも、1年も前に買ったのではあれば、という気持ちになる。

買った当初のように、過剰なまでに汚れを気にする1年前のぼくはどこかへ行っている。

買ってから1年も経てば、汚れてもいいやと思うようになる。ようやく新品で買った服が日の目を浴びる瞬間の到来だ。

こうして新品で買った服を1、2回着たら1年ほど寝かせる傾向にあるぼくは、流行には一生ついていけないと思っている。

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